どんな体圧分散式マットレスを選んだらいいの?

体圧分散式マットレスは、ご本人の要介護度だけでなく、療養環境やさまざまな床ずれ発生因子をアセスメントし、リスクに応じたマットレスを選択する必要があります。

体圧分散式マットレス
選択チャート

つかまらないでできる
何かにつかまればできる

身体に痛みがある、皮膚が弱い、
痛覚が鈍くなっている、
身体の一部に麻痺がある等

寝返り

できない

つかまらないでできる
何かにつかまればできる

身体に痛みがある、皮膚が弱い、
痛覚が鈍くなっている、
身体の一部に麻痺がある等

静止型ウレタンフォーム
マットレス

ご利用者の寝返り、
端座位のしやすさを確保

こんな方に
  • 日中もベッド上で過ごす
  • 日によって、あるいは一日の中で状態が変化しやすい
  • ミルフィ
  • メリー&ハリー
  • キュオラ
  • ディンプルマットレス

※骨突出が中等度以上の場合や既に床ずれがある場合は要注意。
エアマットレスへの変更も検討。

ウレタンフォームマットレスは、骨突出や関節拘縮など、床ずれの危険因子を持つ方の対応には限界がありますので、予防的に使用することをお勧めします。
文献:「体圧分散マットレス選択の落とし穴」/美濃良夫/月刊ナーシング2006年7月号

できない

圧切替型
エアマットレス

床ずれの防止・ケア環境を整える、
介護負担の軽減

こんな方に
  • 静止型マットレスからの移行
  • 寝心地が気になる方
  • 日中、端座位や離床する機会がある方
  • 状態が変化しやすいが、症状が軽い時には自立度が高い方
こんな方に
  • ハイリスク要因を保有
    • ステージⅣ、D4以上、DTI
    • 複数の床ずれ
    • 病的骨突出:高度
    • 浮腫
    • 低栄養、極度のやせ
    • 得手体位
  • 使用中のエアマットでも、床ずれの治癒が遅延、または悪化している方
こんな方に
  • 介護力不足により体位変換が困難な方(介護者の負担軽減、睡眠時間の確保)
  • 大きな体位変換により療養者が安眠できない
  • 体位変換時に痛み・不快感・緊張が生じる方(終末期、リウマチ、骨折、脳血管障害後 遺症、認知症など)
  • 拘縮により、寝姿勢のパターンが限られる方
  • ネクサスR
  • ビッグセルインフィニティ
  • ラグーナ